休日にゆっくり休んでいるはずなのに、なぜか月曜日にはなんとなくだるい・・・。それは仕事が嫌な場合もありますが、休日にちゃんと休めていないというのが原因だったりします。
今回は休日にこれだけはやってはだめというものを解説しました。
目次
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休日にやってはダメ! 疲れがとれなくなる原因ワースト3
今回は、休日なのに疲れがとれなくなる原因ワースト3をご紹介します。
毎日仕事で疲れていて土日はゆっくり体を休めている。なのに日曜日の夜はいつも憂鬱だし、月曜日にはなんとなく身体の疲れが残っている。こんな経験はありませんか?
休日はお昼近くまで寝ていたり、テレビを見ながらずっとゴロゴロしている。疲れを取るにはこれが一番だと思って、過去の僕もずっとこんな休日を送っていた時期があります。
ですが実はこの過ごし方が、疲れがとれなくなる原因になっていたんです。
特に普段デスクワークが多い人が本当にスッキリと回復するためには、体よりも脳を休めないと疲れが抜けないんです。
じゃあ、脳を休めるためにはどんな休み方がいいのか知りたくないですか?そこで今回は、休日についやってしまいがちな疲れがとれなくなる原因ワースト3を解説していきます。
さっそく見ていきましょう。
第3位:運動不足
休日なのに疲れが取れなくなる原因、第三位は運動不足です。
平日に毎日忙しくしているから、休日くらいは家でダラダラしたいと思うことがありますよね。確かに適度に体を休めることも大事ではあります。
ですが、もしあなたが配達作業のような常に忙しく体を動かしている、それか工事現場の作業員のように重いものを運ぶような仕事でないとしたら、休日にダラダラしすぎるのはストレスを溜める原因になります。
週に1時間程度の運動でもメンタル悪化のリスクは12%下がる
2017年に行われはHNTという観察研究では33,908人の男女を対象に11年間、運動とメンタルの関係を追跡調査しました。
その結果、ウォーキング、ストレッチ・ヨガなどの軽い運動を週に1時間やるだけでも、メンタル悪化のリスクは12%下がることがわかっています。
さらに先ほど週に1時間といいましたが「まとめて一時間やることが難しい」という方もいるかも知れません。そういう場合は、一日10分くらいの運動を毎日続けるという方法でも同じくらいのストレス解消効果があります。
朝日を浴びたウォーキングがおすすめ
僕は休日には40分くらいウォーキングするようにしています。朝にウォーキングすると朝日を浴びることが出来て、とても気持ちがいいです。
人間は陽を浴びると脳の中にセロトニンという「気持ちが明るくなる物質」が出るのでメンタルにはとてもいいです。
第2位 :悩み事を言葉にしていない。
休日なのに疲れがとれなくなる原因の第二位は「悩み事を言葉にしていない」です。
あなたはいま「どうしたらいいんだろう」と悩んでいることはありませんか。頭の中だけで悶々と考えているのってしんどかったりしますよね。こんな状態ではたとえ家で休んでいてもなんだか疲れが取れない気がします。
もし、そんな人がいたら試しに自分が悩んでいることや自分の気持ちを紙に書き出してみてください。 頭の中で考えるよりも、書き出したほうがすごくスッキリします。
どうして紙に書きだすのが効果的なのか?
どうして紙に書きだすのが効果的なのかというと。悩み事がある人は常に悩み事のために常に脳の処理能力を使ってしまっているので、余計なエネルギーを使ってしまうからです。
だから休日でも考え事をしすぎて、疲れが取れないというわけなんですね。
実際、カルフォルニア大学を初めとしたさまざまな研究でも自分が感じている気持ちを言葉にして紙に書き出すと「幸福感が高まる」「ネガティブな感情が減る」という検証結果があります。また数週間から数ヶ月続けると、鬱や不安が改善する、という報告もあります。
悩みを紙に書き出す方法は心理学ではエクスプレッシブライティングといって、やり方は驚くほど簡単です。
まずは紙とペンを用意してください。そうしたら今抱えている悩み事を、素直に全部書きだしてください。書き方のコツとしては事実とその時の気持ちをセットで書くことです。
例えば今日課長から仕事のことで怒られてムカついた!!とかですね。
誰にも見せる必要はないので書き終わったら捨ててしまえばいいし、紙とペンさえあればどこででもできるので、ぜひやってみてください。
第1位 :睡眠の質が悪い。
それではいよいよ第1位です。
休日なのに疲れがとれなくなる原因、第一は「睡眠の質が悪い」です。
これはもうもはや常識かもしれませんが、質のいい睡眠は疲労回復にとても光画があります。
ここでいう「質のいい睡眠」というのは、しっかりと体と心を休息させて、次の日にはすっきりと目覚められ、日中は自分の力を最大限に発揮できるような睡眠のことです。
実際、質の良い睡眠をとることでメンタルに良い影響を与えることは多くの研究で明らかになっています。
じゃあどうしてこんな当たり前なことを1位に持ってくるかというと、多くの人が知らない間に睡眠の質が悪くなることをついやってしまいがちだからです。
十分に疲れを取るために必要な睡眠時間はだいたい1日に7~8時間と言われています。
なので人は生涯の時間の3分の1を睡眠に使っているというわけです。
あなたの貴重な人生の3分の1をどうせ寝て過ごすなら質の良い睡眠をとって、起きている時間を充実させた方が得だと思いませんか?
というわけで次から睡眠の質を上げる方法をご紹介します。
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睡眠の質を上げる方法
では、睡眠の質を上げるためにお勧めな方法をご紹介します。
その2:寝る2時間前には食事を終える
仕事で遅くなったりするとつい夜中にご飯を食べてそのまますぐに寝てしまう、なんてことがあります。
ですが、寝る直前に食事をとると睡眠の質が悪くなってしまいます。なぜかというと、体は寝ている間でも、胃腸に物が入っているとそれを消化しようと動くので体が余計なエネルギーを使ってしまうんです。
そうすると体がおやすみモードになりきらなくなるので睡眠の質が悪くなるというわけなんですね。
もしどうしても仕事が忙しいときには夕方におにぎりなどを食べておくと、家に帰ってからの食事が少なくてすみます。
その2:寝る1時間30分前にをお風呂に入る
もし毎日シャワーを浴びていて、朝にスッキリ起きられないという方がいたらぜひ湯船に入ることをお勧めします。
人は日中に活動している時は体温が上がり、夜寝る時間に近づくにつれて体温が下がるという性質を持っています。ここで言う体温とは「深部体温」といって皮膚の表面ではなく体の内側の体温です。
人は睡眠中は日中よりも体温が下がっていて、これがおやすみモードになっているというわけです。
この性質を利用して睡眠に入る前にあらかじめ体温を上げておくことで、スムーズにおやすみモードに入りやすくなるというわけです。
おすすめは寝る1時間30分前に40度くらいのお湯に10分から20分程度浸かることです。42度以上になると体が興奮して逆に眠気がなくなってしまうので注意してください。
お風呂の時間と温度に気をつけると、疲労回復効果が高いと言われているのでぜひ試してみてください。
その3:寝る1時間前からスマホを見ない
寝る直前って暇になってついスマホを見ちゃいますよね。僕も以前はベッドの中で眠くなるまでスマホを見てました。
でも7時間くらい寝てるはずなのに、なぜか朝すっきり起きられないし日中も眠かったんです。なぜ睡眠の質が悪くなるかと言うと、スマホがメラトニンを分泌しにくくしてしまうからなんです。
メラトニンは「熟眠ホルモン」と言われていて、睡眠中に体を回復させる働きがあります。メラトニンは寝る直前に大量に分泌される、という特徴があるんですが、スマホのブルーライトを見続けると脳からメラトニンが出にくくなってしまうんです。
だから寝る直前までスマホを見ていると、寝てもスッキリ回復しにくくなってしまうんです。
でも夜ってどうしてもスマホを見たくなってしまいますよね。SNSやYouTubeなど面白い投稿が溢れているので、スマホがないと暇ですよね。
そんな人にオススメなのが「本を読むこと」です。どうか今日から寝る1時間前は読書にあててみてください。
漫画のような先の展開が気になって仕方なくなるものは脳が興奮してしまうのであまりお勧めしません。 小説や自己啓発的な本など、基本的には自分の好きなジャンルの本で良いと思います。
ちなみ僕はキンドルペーパーホワイトという電子書籍専用のタブレットを使っています。キンドルペーパーホワイトはスマホよりも目に優しいので、睡眠の質があまり悪くならないのでおすすめです。
もし気になる方は、概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
それでは今回の内容を復習しましょう。休日なのに疲れがとれなくなる原因ワースト3は以下です。
- 第3位:運動不足
週1で1時間くらい運動しましょう。 - 第2位:悩み事を言葉にしていない
悩んでいることを紙に書き出しましょう - 第1位:睡眠の質が悪い。
寝る1時間前はスマホを止めて読書をしましょう。
いかがでしたでしょうか。休日に休んでも疲れが取れないというかたはぜひ試してみてください。