ここでは自律神経を整える習慣をご紹介します。自律神経は自分の意志ではどうにもならないので、日々気をつけることが肝心となります。
どれも非常に基本的なことですが、これを参考に「疲れにくい身体」を手に入れてください。
目次
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自律神経を改善するには?
最初に結果からお伝えすると、自律神経の改善方法は、 これからお教えする「4つの生活習慣」と「食事の改善」そして「夜はぐっすり眠る」そして「ストレスを軽減する」。この4つです。「なんだ、そんなことか」と思われると思いますが、この基本的なことの繰り返しが自律神経の改善に繋がります。
自律神経の乱れとは?
自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。
理想的なのは、昼間は交感神経が優位になることで元気に活動し、夜になると副交感神経が優位になり自然に眠くなる状態です。それが狂ってしまうと不眠や肩こり、頭痛などさまざまな不調が起こってきます。また35歳をすぎてから自律神経は狂いやすくなることが知られています。ある程度、年齢のせいもあるということですね…。
先ほどもお話したように、自律神経とは交換神経と副交感神経の2つから成り立っています。どちらも身体を元気にする働きと、リラックスさせる働きの、重要な働きをしています。それが釣り合っている状態が健康な状態です。
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自律神経が乱れているかのチェックポイント
あなたがどの程度、自律神経が乱れているかをチェックしてみましょう。以下の項目がいくつ当てはまるでしょうか?
- 身体が一日中ダル重い時がある。
- 長年肩こりに悩まされ続けている
- 肩こりだけじゃなく、頭痛や手足の痺れも
- 目覚めた瞬間から疲れを感じる
- なかなか眠りにつけない
- 休みの日でも家でダラダラしてしまう。
2つ以上当てはまると自律神経が乱れている可能性が高いです。
自律神経のバランスが乱れるとどうなる?
疲れやすくダル重い身体になります。
参照元:自律神経失調症
体内時計のバランスが乱れることで、日中にヤル気が出なかったり、眠りたい時に目が冴えたりと、生活に支障が出てきてしまいます。また自律神経は血圧調整もしているので、乱れてしまうと、血流が悪くなり肩こりや頭痛にまで繋がってしまいます。
というわけで、自律神経を整えるためにもこれから紹介する4つの習慣を生活の中に取り入れていきましょう。
自律神経を整える4つの生活習慣
さて冒頭でもお伝えしましたがここでは自律神経を改善する「4つの生活習慣」をお伝えします。その後、「食事」と「夜ぐっすり眠る方法」「ストレスを軽減する方法」をお伝えします。基本的なことですが、この繰り返しが自律神経の改善に繋がります。
- 朝は太陽の光を浴びる
日々ずれていく体内時計を太陽の光をあびてリセット! 出来るだけ朝7時~8時には起きるようにしましょう。 - 朝起きたら一杯の水を飲む
内蔵を刺激して体内から目覚めさせます。 - ビタミンB群をしっかりととる
ビタミンBには神経の働きを正常に保ち、疲れや筋肉の緊張をやわらげる効果あり。 - 眠る前に身体を休めるストレッチ
眠る前にじっくり伸ばす系のストレッチをすることで睡眠体制に。
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自律神経に良い食事
ビタミンB群たっぷりの食事
ビタミンB群は神経を修復する成分があり、身体に必要な成分です。これらの食品はビタミンBがたっぷりなのでおすすめです。サプリで取ると過多になりやすいので、食品から摂るのがオススメです。
便秘は万病のもと!食物繊維も摂ろう
また自律神経失調の改善には、腸の働きを整えることも重要です。腸は「第2の脳」と言われるほど重要な器官です。「宿便」が溜まっていると、体のなかで食べ物が腐ったような状態になり、そこから肩こりなどに繋がります。 腸の状態を良くすることで「性格が明るくなった」なんて研究結果もあるほどです。
夜はぐっすり寝よう
夜は寝る前にストレッチを
意外と難しいのがコレ。自律神経の乱れの原因は不安やストレスが多く、そうしたものを抱えていると、夜ぐっすり眠るのが困難になります。 そうしたときは、夜、寝る前に身体をストレッチすることで、固くなった体をほぐし眠りやすくなります。
ストレス減らす・または発散しよう
メリハリのある生活でストレス軽減
自律神経失調症の乱れの一番の原因はストレスですので、ストレスを減らすのが一番です。ですが、そう簡単に言っても現代社会で暮らす私達にストレスはつきもの。ストレスって減らせませんよね…。なので、ストレス発散の趣味や、解消の方法を見つけておくことが改善に繋がります。
休日などは家に閉じこもらず、昼間は太陽の光を浴びて散歩し、自然の中を歩く。また夜、寝る前にはリラックス。寝る前にスマホ、仕事やパソコンはしない。こうしたメリハリをつけた生活をこころがけましょう。
参照元:自律神経の修復には「メリハリ」
ストレス軽減には瞑想も効果的
ストレス軽減の軽減には、マインドフルネス瞑想もおすすめです。毎日続けることでストレスに強い脳が鍛えられます。また瞑想は、科学的にも自律神経を整えることが実証されています。
https://youtu.be/XN7h41XAGmc
まとめ
いかがでしたでしょうか。自律神経の乱れの原因となるストレスは、自分でも知らずに溜まっていってしまうもの。ある日突然、不定愁訴や頭痛といった体の不調を引き起こしてしまいます。今日ご紹介した内容を実践して、ぜひ習慣にしてみてください。