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無能でも楽しく仕事をするにはどうすればいいですか?
高い能力や魅力で大勢いの人を惹きつけ、楽しそうに仕事をする人たちに強い憧れがあります。
私も同じようになりたいのですが何をやっても成長が遅く、理想とのギャップに絶望して足を止めてしまいます。
そんな自分が嫌いで鬱屈した毎日を過ごしていますが、なにか良い解決方法はありますか?
回答:仕事は、優秀だから楽しいのではなく「楽しんでるから楽しい」
ひろゆき:何か一つ誤解がある気がするんですけど、優秀だから楽しいのではなく「楽しんでるから楽しい」んですよ。
僕、中学三年の時に、友達の親がやってるラーメン屋でバイトしてたんですけど、そこでやった「箸袋に割り箸を入れていく」っていう仕事が、めちゃくちゃ速くなったんですよ。
かなり得意なんですけど、どういう風に箸袋を持って、箸をどういう風に箸を掴んで、順番に入れてくのが最速かっていうのを、ずーーーっと練習して、だんだん早くなるのが楽しいんですよね。
ラップがけの仕事
あと、高校生の時にスーパーで働いてたことがあります。
発泡スチロールのトレイの惣菜って、ラップがかかってるじゃないですか。あのラップをかける機械があるんです。
下手な人がやるとラップの部分にシワが入るんですよ。
僕はかならずシワ一個ないのを必ず作るようにしていました。
要は、ちゃんと引っ張らないと、歪みのある部分がしわになる。なので、完璧にきちんと引っ張らななくてはならない。
それで引っ張り方が、例えば対角線にずれてると、反対側がが引っ張られてないので歪みができちゃうんですよ。
なので、きちんと四方向から引っ張って、後ろでくっつけなきゃいけない。くっつけたあとに、熱で固めて動かないようにするっていうのを、いかに早くやるかっていうのを、めちゃめちゃやってた。
なのでシワの入らない綺麗なラッピング術、ぼくめちゃめちゃ得意なんですよ。
作業が上達するのが楽しかった
たぶん傍から見てたらひたすらラップを回して、つけてるだけだから面白くないように見えるんですけど。
でも、それやってるとき、結構楽しいんですよ。小指をいかに引っ掛けてどう引きずり出すかとか。小指の位置とか。
おっきめの場合は人差し指を多めに出すんだっていう。手の動きのバランスをいかに速くやるかっていうのを、 ずーーとちょこちょこやり続けて。
ちょっとずつ速くするっていうこと自体を楽しんでいたんです。
で、別にラップがキレイだからって時給が上がるわけではないんですけど。
こうやったらうまくいくんじゃないか、みたいなのを、ひとつずつ探して。それをうまくやってくっていくのが、わりと楽しいんです。
それで、そのバイト楽しかったんですけど。友達が惣菜を盗んだのが僕のせいになって、僕がクビになったっていうので終わったんですけど、はい。
まあ、盗んだ惣菜を一緒に食べようとしてたんですけどね。
(おわり)