ここでは日本の都道府県別の自殺率を調べました。
2018年度版のデータですが、グラフ化されているものではこれが最新となります。
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日本における死因
自殺は日本の死因のなかで9位
日本における死因は、厚生労働省が公開しているランキングでは、2017年度は1位は癌で27.9%、2位は心疾患で15.3%、3位は脳血管疾患で8.2%、4位は老衰で7.6%、5位は肺炎で7.2%、6位は不慮の事故で3.0%、7位は誤嚥性肺炎で2.7%、8位は腎不全で1.9%、9位は自殺で1.5%、10位は血管性等の認知症で1.5%でした。OECDは、日本はうつ病関連の自殺により25.4億ドルの経済的損失をまねいていると推定しています。
世界の10~19歳の死因の3位が自殺
特に若者に多く、WHOによると2015年の世界の10~19歳の若者の死因の1位は交通事故、2位が大気汚染などによる呼吸器疾患、3位が自殺です。欧州と南アジアを含む地域のなかで死因の1位または2位を占めています。ただしこれは、医療が発達し、病気で死ぬ子供が少なくなったからとも言えるでしょう。
日本の世界における自殺率
日本の自殺率の世界におけるランキングを見てみましょう。「人口10万人に対するの自殺の人数」を見ると10歳~19歳は4.8人で世界の中で53位、20歳~29歳は18.6人で24位、30歳~39歳は18.6人で24位、40歳~49歳は20.7人で21位、50歳~59歳は23.9人で31位、60歳~69歳は20.8人で60位、70歳~79歳は25.7人で69位、80歳以上は27.8人で94位です、 ※2016年度版
厚生労働省はじめ各政府機関では、継続的に自殺防止の対策を行っています。しかしながら2020年にはコロナ禍など背景もあり自殺者が再び増加に転じている状況です。
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2018年 都道府県別「自殺率」ランキング
順位 | 都道府県 | 幸福度 |
---|---|---|
1 | 山梨県 | 24.8 |
2 | 青森県 | 22.2 |
3 | 和歌山 | 21.9 |
4 | 岩手県 | 21.8 |
5 | 新潟県 | 21.1 |
6 | 秋田県 | 20.7 |
7 | 福島県 | 20.6 |
8 | 佐賀県 | 19.5 |
9 | 高知県 | 18.9 |
10 | 北海道 | 18.8 |
11 | 栃木県 | 18.8 |
12 | 三重県 | 18.6 |
13 | 大分県 | 18.6 |
14 | 群馬県 | 18.5 |
15 | 宮崎県 | 18.5 |
16 | 山形県 | 18.3 |
17 | 岐阜県 | 17.9 |
18 | 長崎県 | 17.8 |
19 | 兵庫県 | 17.3 |
20 | 静岡県 | 17.2 |
21 | 福井県 | 17.2/td> |
22 | 鹿児島 | 17.1 |
23 | 宮城県 | 16.9 |
24 | 長野県 | 16.9 |
25 | 福岡県 | 16.8 |
26 | 埼玉県 | 16.7 |
27 | 富山県 | 16.7 |
28 | 愛媛県 | 16.6 |
29 | 島根県 | 16.5 |
30 | 東京都 | 16.4 |
31 | 千葉県 | 16.2 |
32 | 奈良県 | 16.2 |
33 | 香川県 | 16.1 |
34 | 滋賀県 | 16.0 |
35 | 茨城県 | 64.5 |
36 | 広島県 | 15.8 |
37 | 山口県 | 15.7 |
38 | 沖縄県 | 15.2 |
39 | 熊本県 | 14.6 |
40 | 大阪府 | 14.5 |
41 | 愛知県 | 14.2 |
42 | 鳥取県 | 14.2 |
43 | 岡山県 | 14.1 |
44 | 石川県 | 14.1 |
45 | 京都府 | 13.2 |
46 | 神奈川 | 12.4 |
47 | 徳島県 | 12.0 |
※人口10万中の自殺率(人)